SPI・SPI2問題1175
ある中学校の運動場は長方形で、その面積は6,000㎡である。
この運動場周囲に植樹した。始めに四隅に1本ずつ植えた。その後、
縦、横ともに、それぞれちょうど10m間隔で植樹した。
このとき、四隅に植えた植樹も含めて横1辺に植えた樹木の本数は、
縦の1辺に植えた樹木の本数の2倍より3本少なかった。
木の太さは考えず、運動場の周囲に植えた樹木の総数を求めなさい。
A.20本
B.24本
C.28本
D.30本
E.32本
F.36本
G.40本
H.44本
【解答】
答えはEです。
【解説】
縦に植えた樹木の本数をx本として考えると、横に植えた樹木の本数は
(2x-3)本となる。樹木は両端と10m間隔に植えているので、
樹木の間の数=樹木の本数-1 であることに注意すると、
運動場の縦の長さ 10(x-1) (m)
運動場の横の長さ 10(2x-4)(m)
運動場の面積は6,000㎡だから、
10(x-1)×10(2x-4)=6000
(x-1)(2x-4)=60
2x2-6x+4=60
x2-3x+2=30
x2-3x-28=0
(x-7)(x+4)=0 x=7,-4
x>0より、 x=7
したがって、縦に植えた樹木の本数は 7×2=14(本)になる。
また、横に植えた樹木の本数は両端を除いて考えるので、
2×(2×7-3-2)=18(本)になる。
したがって、樹木の総数は 14+18=32(本)